英語の勉強方法について

①私立文系における英語の重要性について

②単語の勉強方法

③長文読解の勉強方法

④最後に

 

フリー写真 アルファベットの積み木

「単語が覚えられなくて英語が苦手・・・。」

「長文読解ができない。」

このような悩みを持っている受験生は多いのではないでしょうか?

でも残念なことに、私立の受験において

英語が苦手というのは命取りになりかねないんですね。

 

そこで、どうしたら英語が得意になれるか、

勉強方法についてご紹介していきたいと思います!

 

 

①私立文系における英語の重要性について

そもそもどうして受験勉強において、

『英語』

という科目に勉強時間を費やさないといけないのでしょうか?

その理由を理解していないと、英語の勉強にも前向きに取り組めないですよね。

 

例えば、

早稲田大学を見てみると

商学部(地歴・公民型)

【国語】60【外国語】80【地歴or公民】60

・文学部

【国語】75【外国語】75【地歴or公民】50

・社会科学部

【国語】40【外国語】50【地歴】40

 

明治大学を見てみると

商学部

【国語】100【外国語】150【地歴or公民or数学】100

・文学部

【国語】100【外国語100【地歴or公民】100

 

大学や学部によって様々ですが少なくとも

英語より配点の高い教科を設けている大学はあまりいない

ということが言えます。

だから、実際の受験においても英語で点数が稼げないと

挽回が難しいんですね。

 

②単語の勉強方法

単語が分からないと、話は始まらないですよね!

そこでおすすめの英単語勉強方法についてお話します。

 

私がおすすめする単語帳はズバリ

「ターゲット1900」

です!

特徴としては

・デザインがシンプル

・出題頻出順に載っている

・アプリや音声ダウンロードができる

・MARCH~早慶の英単語

があげられます。

 

出題頻出順に載っているので、

効率的に必要な単語を習得することができますし、

なんといってもアプリや音声ダウンロードがあるので

学校の行き帰りのスキマ時間などで

聞いたり見たりして覚えることができます

(満員電車などでスマホを見れない時にBGM代わりに音声ダウンロードで

聞けるのはいいですね!)

 

早慶上智を目指している人であればさらに

「英検準1級 でる順パス単」

もおすすめです!

早慶上智レベルの英語になると、

かなりマニアックな単語や熟語も出題されるのですが

そのような単語も比較的カバーすることができます!

 

また、英単語の暗記には繰り返し学習が大切です。

エビングハウス忘却曲線によると

・20分後に42%忘れる

・1時間後に56%忘れる

・1日に66%忘れる

と言われています。

エビングハウスの忘却曲線の誤解とは?一般的な理解は間違っていた! | IT資格マニアのエンジニア技術ブログ×英語

そのため、単語の暗記においては

「復習」が重要であり

1日後に復習→1週間後に復習→2週間後に復習→1ヵ月後に復習

というスパンで勉強すると効率的に暗記をすることができます。

また受験英語において英単語は

高校3年生のGW前まで

にある程度身についけておく必要があります。

 

そうなると高校2年生の段階で

『1日100単語(1単語30秒~50秒)のペースで1カ月でターゲット1900を

終わらせそれを数カ月繰り返し復習する』

という勉強方法がおすすめです!

 

③長文読解の勉強方法

英語が苦手な人において、一番の敵は

長文読解なのではないでしょうか?

「単語の意味が分からないから読めない。」

「どこで文章が区切られているのか分からない。」

と感じる人も多いようです。

そんな悩みを解決する魔法の勉強方法があります!

 

それは

音読

です!!

「読解なのに音読?」

と不思議に思われた方もいらっしゃると思うので、詳しく説明しますね。

 

音読をすることで

「英文の意味を前から自然な流れで理解すること」

ができるようになります。

私が塾講師をしていたころ、英語が苦手な生徒の多くが

一文を細かく分け、後ろから前に文章を理解

しようとしていました。

 

例えば、令和2年度大学共通テストの本試験の問題を見てみましょう。

Sports coaches and players are intersted in how training programs can be

desinged to enhance performance.

このような文章も

英語を自然な流れで前から読むと

「スポーツコーチと選手は興味がある。どうやって練習内容を計画するか、パフォーマンスを高めるために」

と読解することができるのに対し

英語を後ろから読むと

「スポーツコーチと選手は、パフォーマンスを高めるためにどのような練習内容を計画するかに興味がある。」

と読解します。

どちらの意味も合っていまいますし、文章も後者のほうが綺麗ですが、

後者は、文章の流れが悪く一文を行ったり来たりするため

時間ロスに繋がってしまいます。

そもそも長文読解が得意な人は日本語で理解しようとしていないんですね。

 

そのため、前から英語を読む癖をつけるためにも

音読は効果的な勉強方法といえます!

また、音声を聞きながら音読することで

リスニング力を身に着けることもできます。

 

具体的な勉強方法としては、

まず初めに1つの英文を用意します。

次に、その文章で分からなかった単語や熟語を確認し、

全部の文章の内容が完ぺきに理解できるようになるまで仕上げます。

その後、音声に合わせて10回音読します。

あとは3日間連続で同じ文を10回音読することで

その英文が前から理解できるようになるまでもっていきます。

 

これを色々な文章で繰り返すうちに、

自然と英語のフレーズや文章をどこで区切ればいいか

ということが見えてきます!

 

最後におすすめの長文読解問題集は

英語長文レベル別問題集 (東進ブックス―レベル別問題集シリーズ) 

です!

レベル別に分かれているので自分に合った文章をピックアップできます!

また、

耳ならしCD

がついているのでリスニングをしながら音読をすることができます。

実はこのテキストは

東進ハイスクール安河内哲也先生が音読学習のためにつくられたテキストなんです!

是非このテキストと合わせて音読の勉強をしてみてください!

 

④最後に

いかがでしたが?

どんな勉強法においてもやはり近道などなく

コツコツ行うことが重要です!

なので以上の勉強方法をぜひ参考に英語の勉強を頑張ってください!!