夏休みの過ごし方

①高校1年生の勉強方法

(1)勉強時間について

(2)ポイント

(3)勉強科目

②高校2年生の勉強方法

(1)勉強時間について

(2)ポイント

(3)勉強科目

③高校3年生の勉強方法

(1)勉強時間について

(2)ポイント

(3)勉強科目

④さいごに

 

よく

夏は受験の天王山

という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?


でも学年や部活によって、

勉強を確保できる時間は人それぞれですよね。

そこで、

学年別のおすすめの夏休みの過ごし方について

ご紹介します!

 

①高校1年生の夏休みの過ごし方

(1)勉強時間について

3年間しかない高校生活。

高校生活1年目から受験を意識して勉強に全振りしなさい

というのは酷な話ですよね。

それに、部活動に忙しい高校生も多いと思います。

 

なので、高校1年生は

1日2時間以上4時間以下

を目安にすることをおすすめします。

 

午前中や午後に分けて勉強したり、

部活動で忙しい高校生は通学時間のスキマ時間を利用するなど

工夫して毎日継続することを心がけましょう。

 

(2)ポイント

夏休み初日に学習計画を立てることをおすすめします。

あらかじめ遊びや部活の予定など出ている場合は、その点も考慮して

一日に何時間の勉強ができるのか考えましょう。

次に、何の教科を勉強するのか考え、1つの科目に偏りすぎないよう

心がけましょう。

この時、夏休みの宿題も必ず予定に組み込みましょう!

 

(3)勉強科目

高校1年生はまず、

英語と数学

に力を入れるようにしましょう。

特に、英語は文系理系に関係なく必要になる科目ですので、

毎日勉強時間を確保できるよう意識しましょう。

 

英語:単語、熟語の暗記。英文法の理解。特に中学生で習ったものは完ぺきにする。

数学:数学Ⅰと数学Aの学習。公式暗記。理系や国立志望の人は、数学ⅠAの大学共通テストを解けるようにするといいでしょう。

 

数学、英語だけではなく、苦手科目がある場合は早期克服が必要となるので、

もし苦手科目がある場合はその科目も予定に組み込みましょう。

 

②高校2年生の夏休みの過ごし方

(1)勉強時間について

高校2年生の夏になると、受験を意識しなければなりません。

しかし、まだ部活に遊びに忙しい人も多いのではないでしょうか?

 

そこで高校2年生に勉強時間は

1日4時間~6時間

をおすすめします。

 

部活や遊びで1日その時間を確保することが難しい場合は、

1日何もない日など数日に1回は確保するよう心がけましょう。

 

(2)ポイント

高校2年生でもまず同様に学習計画を立てることから始めましょう。

また、計画を立てる上で意識してほしいのが優先科目です。

高校3年生までには、苦手科目を克服し得意教科を伸ばす必要があるので、

どの科目に勉強時間を多くとる必要があるのか意識して計画を立てましょう。

 

また、塾の夏期講習を有効活用しましょう!

「自宅では集中して勉強できない。」

「どうやって勉強計画を立てればいいか分からない。」

という学生でも、

夏期講習を利用することで質のいい勉強時間を確保することができます。

 

最後に、オープンキャンパスに行ってみましょう!

高校3年生になると、志望校に合わせた勉強が必要になるので

今のうちからどのような大学に行きたいのか決めておくのが良いです。

 

(3)勉強科目
私立文系であれば『英語>国語(古文・漢文)>社会』

私立理系であれば『英語=数学>理科』

国立文系であれば『英語=数学>社会(二次試験利用科目)』

国立理系であれば『英語=数学>社会(二次試験利用科目)』

というような割合で勉強時間を計画することをお勧めします。

特に国立志望であれば、受験科目数も多ので、

早めの対策が必要なのでオープンキャンパスなどを活用して

早期志望校の決定をおすすめします。

 

①高校3年生の夏休みの過ごし方

(1)勉強時間について

高校3年生になると本格的な受験生です。

 

そのため、

1日10時間以上

の勉強時間を確保するよう心がけましょう。

 

夏休みは多くの受験生が勉強の時間を十分に確保するため

少しでも勉強を休んでしまうと、

差をつけるどころか遅れをとってしまう

可能性があります。

遊びたい気持ちを抑えて受験勉強を頑張りましょう!

 

(2)ポイント

塾の夏期講習を利用しましょう!

塾の夏期講習を利用することで、

一人では分からない問題も解決することができますし、

塾に通って勉強することで勉強の習慣も身につきます。

また塾の模試をうまく活用して、

勉強計画を立てましょう。

模擬試験を通して、目標校合格に足りない箇所や苦手科目、得意科目

が分かります。

上手に活用して、学習計画に反映させましょう!

 

(3)勉強科目

高校1年生、2年生までは主要科目を固めることをおすすめしましたが、

高校3年生では社会や理科などの副教科の勉強を進めましょう。

しかし、まだ基礎が固まっていない人は、

焦らずに英語や数学の基礎を固めるということが必要になります。

1つの指標としては、夏休みの終わりまでに

必要科目の大学共通テストが8割9割とれるまで持っていけると最高です!

 

しかし、基礎が重要ですので、高校3年生だからといって

背伸びして応用問題や過去問に手を出すのではなく

基礎学習は怠らないよう注意しましょう。

 

④最後に

いかがでしたか?

夏は受験の天王山です。

だからこそ、高校3年生になると勉強時間に差が付きにくい可能性があるので、

早期学習を心がけましょう!